年間行事の紹介
2022年度の行事予定
2022年 6月25日(土) 総会、定例会、懇親会
〃 9月17日(土) スキルアップセミナー、ウェルカムパーティ
〃 10月14日(金) 50周年記念イベント
〃 12月 会報「茗谷」80号発行
2023年 3月18日(土) スキルアップセミナー、ウェルカムパーティ
2021年度の行事実績
2021年 6月26日(土) 総会
2021年 9月18日(土) スキルアップセミナー
〃 12月 会報「茗谷」79号発行
2022年 1月14日(金) 定例会
〃 3月19日(土) スキルアップセミナー
新年スペシャル講演(定例会)報告

2022年1月14日
1月14日定例会は、〈地球の広報・旅人・エッセイスト〉たかのてるこさんにご講演いただいた。
講師は、20歳の時から旅に出て、世界70か国を訪れ、現地で出会った人との交流を通じ、人生について考え、生きることの本質は何かを探求してきた。
本講演は、短い時間であったが、講師から珠玉の言葉があふれ出て、思わず「たかのてるこワールド」に引き込まれていく。
まず、映像で旅を再現。旅で出会ったジプシー(ロマ)の人々の「今」に全力投球する姿に、今を楽しみ、懸命に生きる姿に驚かされる。次に、著作「生きるって、なに?」「逃げろ 生きろ 生きのびろ!」「笑って、バイバイ!」の紹介を通して、講師からは「生きる意味」を追求し、生きることに優しく素直に向き合える、秘策を伝授いただいた。
日頃私たちは、講師の言うところの目の前の「虫の目」でしか物事を見ていないが、日常から離れ「鳥の目」で俯瞰的に見るきっかけを、この講演で教えていただいた気がする。
新春の講演にふさわしく、新しい気持ちでこの一年が送れそうだ。
なお、YouTubeにも、たかのさんの出演した講演動画などがアップされているので、検索してみてはどうだろうか(レポート:荒武愼一)。
(2022.1.17掲載)
第5回 スキルアップセミナーを実施しました
毎回、好評のスキルアップセミナーは、2021年3月20日(土)に次の内容にて開催されました。
新型コロナウイルス感染症対策を兼ねて、前回に続き会場とオンラインの両建てで行われました。約50名が参加され、各講座とも大盛況でした。
■第1講13:35~14:15 『融資担当者が行うコンサルティング』
◆講師 診断士コース (現役金融機関職員)
■第2講14:20~15:00 『地方独立診断士の「喜悦」と「悲哀」
~開業初年度経常赤字450万円からの脱却~ 』
◆講師 診断士コース第21期 根岸 倫太郎氏
■第3講15:15~16:30 『総合的経営診断・事業性評価のリアルノウハウ』
~経営を総合的にとらえ、論理的に経営課題を抽出するリアルノウハウ~』
◆講師 日本生産性本部 主席経営コンサルタント 鍵谷 英二氏
□オンライン交流会 16:45~18:00 希望者のみ
第1講は、融資業務に携わる現役金融機関職員による経営改善のためのコンサルティング事例です。金融機関にとっては融資業務だけでは生き残れない時代を迎えているだけに、付加価値の高いコンサルティングを武器にすることの重要性を説明してもらいました。
第2講は、地縁血縁がない診断士が、地方都市でコンサル業務を行うえでの経験談を赤裸々に披露してもらいました。地方では民民契約を獲得するのは容易ではないため、如何にして公的機関とのパイプを作り受注するか、具体的な事例に基づき解説されました。
第3講は、「事業」「財務」「組織」の各視点から総合的に企業を診断し、コンサル受注に結び付ける手法を披露してもらいました。診断実習でもお馴染みの鍵谷コンサルの講義は、わかりやすく、実際のコンサル現場でも活用できるため、受講生の評判は上々です。
(文責:常任理事 須田徹也)
(2021.4.17掲載)
会報発行
会報「茗谷77号」を令和元年11月30日に発行しました。
会報は会員の研究発表の場として、また会員相互の情報交換の場として年1回発行しています。
会員のご自宅にお届けしていますが、会費を納入いただいている会員に限らせていただきます。
会報「茗谷77号」の概要
◇巻頭言
~渓谷の流れが中流にさしかかり大海の方向へ動き出した~
会長 川田 憲治 (1年22期)
◇新役員挨拶
(1)役員挨拶 常任理事 山之内謙太郎 (診断士 9期)
(2)常任理事就任の挨拶 常任理事 西村 公志 (診断士 10期)
(3)ご挨拶 常任理事 宮澤 博之 (診断士 20期)
◇会則改正について
会長 川田 憲治 (1年22期)
◇新入会員からの寄稿
(1)21期講座修了後6ヶ月の奮闘記 加賀谷千尋 (診断士21期)
(2)卒業後もJPCにお世話になっています 福田 幸俊 (診断士21期)
(3)町工場出身の中小企業診断士の現実 上村 正和 (診断士22期)
(4)独立診断士となり、学びと気づきの日々です 菊池 寛 (診断士22期)
(5)JICAシニアボランティアに参加 桑子富士夫 (診断士22期)
(6)自己紹介及び今後の抱負 匂坂 俊夫 (診断士22期)
◇特集 1. ○○にとって平成とは・・・・・
(1)茗谷倶楽部にとっての平成とは? 会長 川田 憲治(1年22期)
(2)経営コンサルタント養成講座 ~昭和・平成から令和へ~
日本生産性本部コンサルティング部長 重野 俊哉
(3)美智子様と娘 二見 宏一(1年 9期)
(4)歴代天皇陵めぐりへのお誘い 須田 徹也(経営塾 9期)
(5)私にとっての平成の思い出 小林 正一(1年31期)
(6)平成を振り返って「養成講座で学んだ正しい考え方と問題解決の実践」
佐藤 雅典 (1年31期)
◇特集 2. スキルアップセミナー
(1)第2回スキルアップセミナーの総括 常任理事 須田 徹也 (経営塾9期)
(2)支援機関からみた“できる診断士”とは?
神奈川県中小企業団体中央会 組織支援部長 鎮野 政孝氏
(3)「変わり続けるという事実だけが変わらない」
~お金儲けから従業員満足を目指す経営へ~
川名 勝経 (診断士20期)
(4)私の受注戦略と成果を出すコンサルティング事例
日本生産性本部 主席経営コンサルタント 中間 弘和(1年40期)
◇コンサルティング・レビュー
(1)企業再生の実践 毛利 稔 (1年23期)
(2)事例でみる民法(債権関係)改正のポイント 亀井 洋一 (1年29期)
(3)改善の方法中小企業の例 誰かの参考になれば 辻 貴博 (1年33期)
(4)独立する上で最も大切なこととは 宮本 久史 (1年38期)
(5)「働き方改革」に対する経営姿勢 久保 誠 (1年40期)
(6)経営のコンパスとしてのデータ分析(マーケティング編)
高橋 佑輔 (診断士17期)
(7)S社へのコンサルティング事例 宮内 博明 (診断士21期)
(8)診断士になってからの8カ月 柳澤 俊夫 (診断士21期)
(9)地方創生カレッジ:地方創生リーダーの人材育成・普及事業
三輪 知生 (経営塾2期)
(10)リレーションシップバンキングと認定経営革新等支援機関業務
木村 治司 (経営塾10期)
◇講演会
明治維新から150年 子孫から見た岩倉具視
岩倉具視の玄孫 岩倉 具房氏
◇随想
(1)世界を持続可能な姿にするために 高橋 和夫 (1年6期)
(2)これからどこへ 宮本 修巳 (1年15期)
(3)私の株式運用法(前編) 石橋 正通 (1年19期)
(4)落語会のこと 千葉 正裕 (1年27期)
◇文芸サロン
<絵画>
セーヌ河岸辺のアート散策 渡邉 孝雄(1年7期)
<写真>
(1)さまざまな生きものたち 鈴木 保 (1年13期)
(2)石垣島 村田 忠夫 (1年20期)
(3)天塩川 清見 哲郎 (診断士13期)
<短歌>
<四季・追憶> 藤森 雅彦 (1年7期)
◇会員だより
(1)心の豊かさを経営の神髄に 北村 純一 (1年18期)
(2) 山登り 細井 達男 (1年23期)
(3)地域を支える小規模事業者 澤 十三夫 (1年23期)
(4)脊柱管狭窄症闘病記 村越 秀夫 (1年23期)
(5)近況報告 谷河 智 (1年30期)
(6)岡山県倉敷市児島の紹介 楠井 拓矢 (3か月83期)
(7)人生80年(100年)時代を生きる 星野 隆 (診断士15期)
◇日本生産性本部の動き
日本生産性本部コンサルティング部 シニア・プロデューサー 嵯峨 祐治
◇茗谷倶楽部の動き
(1)茗谷倶楽部の動き(全体) 常任理事 渡辺 真一郎(診断士9期)
(2)「サークル活動」の近況 常任理事 菊池 明 (診断士18期)
(3)会則現新条文比較表
茗谷倶楽部の概要
78号原稿募集要領(予定)
編集後記
賛助企業の紹介
以上
(2020.1.24掲載)
スキルアップセミナー
第2回スキルアップセミナーの開催
第2回スキルアップセミナーは、平成31年3月31日、全国から約40名が参加して開催されました。今回は主に受注をテーマに、どうすれば仕事につながるかを講師の方から率直に話してもらいました。どの講座も有益な情報が満載でしたので、長時間にもかかわらず、昼寝をする人が一人もいない、「大満足」のセミナーとなりました。
第1講座は、ご自身も診断士の資格を有し、仕事でも診断士との接点の多い神奈川県中小企業団体中央会の鎮野様から、支援機関の業務内容と診断士に期待することを講演してもらいました。
診断士に仕事を発注する立場でもあるため、「依頼できる診断士」と「依頼できない診断士」の違いをわかりやすく解説していただきました。支援機関との関係を強化したい人にとって、貴重なアドバイスが得られたのではないかと思います。
第2講座は、お惣菜・弁当の製造販売業を営んでいる会社の社長でもあり、昨年診断士コースを修了したばかりの川名氏に、自社の経営戦略と、「人材」を「人財」に変える社員「共育」について熱く語ってもらいました。同氏は紆余曲折を経ながらも一代で従業員260名、17店舗を有する現在の会社を築いています。その割には腰が低く笑顔を絶やさないのが印象的でした。現役社長によるコンサルティングを望んでいる企業にとっては、最高のコンサルタントではないでしょうか。
第3講座は、JPC主席経営コンサルタントの中間氏から、ご自身の受注戦略と、コンサルティングの成功事例を披露してもらいました。特に前者の受注戦略については、年収目標の達成に向けて、どのような導線から、どのように受注しているかを包み隠さず話していただき、親近感を覚える講演でした。受講者は講師と初対面でしたが、なぜか同氏の魅力に取りつかれたのではないかと思います。クライアントと長く取引できる秘訣が垣間見れたような気がします。
そして、最後は講師3名も参加して懇親会が盛大に開かれました。
第1回目と同様に、今回も大変盛り上がりました。今回は、近くの方と自己紹介をする機会を設けて、できるだけビジネスにつながるよう配慮しました。参加者全員が懇親を深めることができたと思います。茗谷倶楽部主催の懇親会で最も盛り上がるのが、スキルアップセミナーの懇親会だと自負しています。
(文責:常任理事 須田徹也)
(2019.4.13掲載)
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定例会・懇親会報告
3月定例会報告
平成31年3月6日(水)16時30分より日本生産性本部セミナー室で定例会を開催しました。
参加者は25名、講師は国立大学法人静岡大学教授 情報学部教授 遠藤正之氏です。
氏は早稲田大学政治経済学部を卒業後、三菱銀行に入行し8ヵ店の営業店経験のほか、長らくシステム開発部門を経験。この間に中央大学で大学院で経営修士を、また慶応大学大学院でシステムデザインの博士号を取得した後、静岡大学に転じ現在に至っています。
今回は「フィンテックと中小企業」と題して講義をいただきました。フィンテックを「オンライン融資」、「クラウドファンディング」、「スマホ・Web決済」「経営支援業務」等の7分野に分け、それぞれの仕組み、代表的プレーヤー、特色などを説明頂きました。フィンテックという言葉は誰もが知っていると思いますが、具体的には何かというとなかなか理解しにくい分野ですが、A4用紙裏表20枚のレジュメを配布し、その豊富な資料と図表を使用して平易に説明頂きました。内容が濃く90分の講演時間では足りなく、講演終了後も多くの方が講師を取り囲み質問するなど大変盛況な定例会になりました。
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